胚盤胞のグレードについて
不妊治療しているなら知っていて常識であろう、標記の件です。
しかし私は、体外受精セミナーの際に、胚盤胞のグレードについての説明を聞いても、用語が難しく、さっぱり理解できませんでした。
ですがこの度、受精卵さん達が頑張って胚盤胞になってくれたので、
グレードの意味を改めて(やっと)確認しました。
数字⇒成長度合を示す(数字が大きい程成長している)
3は胚盤胞が全体に広がった状態
4は3よりさらに拡張し、透明帯が薄くなりつつある状態
5は胚が透明帯の外に脱出し始めている状態
2番目のアルファベット(ABCの順で状態が良い)
内細胞(赤ちゃんになる細胞)の状態を示す
Aは細胞数が多く、細胞同士が密に接している
Bは細胞数が少なく、細胞同士の密着が粗い
Cは細胞数が非常に少ない
3番目のアルファベット(ABCの順で状態が良い)
栄養外胚葉(胎盤になる細胞)の状態を示す
Aは細胞数が多く、互いに密着した上皮を形成
Bは細胞数が少なく、細胞の結合が粗い上皮
Cは細胞数が少ない、大きな細胞が上皮を形成
私の胚盤胞さん達5個の状態は、
5AB 2個
4AB 1個
5BB 1個
4CC 1個
でしたので、
例えば5ABだと、
胚が外に出かかっている状態で、
赤ちゃんになる部分の細胞数は多くて互いに密着、
胎盤になる部分の細胞数が少なくてあまり密着してない、
という感じなんだな~。とイメージできました。
最高の状態はもちろんAAですが、
ABよりBAのほうが妊娠率高いみたいですね。
胎盤になる部分の細胞数のほうが妊娠には重要なんでしょうか。
でも5BBも、4CCも、皆大事な胚盤胞です。