36歳田舎で不妊治療

着床不全を克服するぞ!働きながら治療中

D21 はじめての移植②

手術室に連れて行ってくれたのは、女性の培養士さんでした。

パーテーションの後ろで下だけ脱ぎ、手術台へあがる。まだドクターは来ていない。

手術室って、色々器具が置いてあって怖くなる・・。

 

私「痛いんですかね

培「うーん・・そうですねえ・・人工授精みたいな感じですかね~」

私「SEETみたいな感じですかね」

培「そうそう、SEETと一緒のチューブ使うし、そんな感じですよ

 

SEET程度なら大丈夫そう!

とちょっと安心する。

 

なかなかドクターが来ないので、培養士さんに色々聞く。

私「移植後って、安静にしたほうがいいんですか?」

培「全然、気にせずに普通に生活して大丈夫ですよ^^

培「皆さん気にされるんですけど、トイレに行っても、おりものが出てきても、

卵が出てくるって事はありませんからね^^色々気にせず、普段通り、リラックスして過ごすのが一番ですよ」

 

 

そうこうしていると先生が来て、処置が始まる。

まず、エコーして内膜をチェック。

次に、入り口をキリキリ開く例の器具。これもいつも通りだ。

次、消毒。痛いかも・・と覚悟していたが、まあ大丈夫。不快だが痛くはない。

次、チューブ。生理痛のような痛みがあるが、我慢できる程度。

先生が「リーチ!!」(よく聞き取れないがこう聞こえた)と大きい声で言ったので、

今卵さんが入ってきてるのかな??と思う。

その後チューブを抜いて、もう一度エコーして、移植終了。

先生「ホルモン値がちょっと低かったから、今日も採血してね」

と言い残し、退室。

 

えっホルモン値低かったの?と思い、培養士さんに聞くと、

「ちょっと低かっただけですよ、その分サポート(薬)するから大丈夫」との事。

 

終了後は安静時間なし!そのまま採血と筋肉注射へ。

前回筋肉注射を腕にして失敗したので、お尻にしてもらいました。

「この前腕にしてすごく痛かったんです!」と伝えると、

「ああ、この前「腕でいいです!」って言った子だね笑」て覚えてました。

「今度は痛くなりませんように~」って、注射してくれて、丁寧に揉んでくれました。

そのおかげか、全然痛くなかったです。

 

帰り道、お腹に卵さんがいるんだ!今一人じゃなくて、卵さんと一緒にいるんだ!

て思ったらなんか幸せな気分でした。

心の中で卵さんに話しかけるようになりました。

 

家に帰って、家事をして、ちょっと寝て・・

夜は職場のイベントがあるから出勤しました。

培養士さんが普段通りでって言ってたし、そうしようっと思って。